公判請求とは?

公判請求とは?



公判請求とは?

公判請求とは、「交通違反や交通事故の内容が極めて悪質」、または「再犯率が高い」など、検事が罰金刑以上の処罰が適当と判断した場合に、略式裁判制度を適用せずに、公開の法廷での裁判(通常裁判)を開くように裁判所に請求する処理のことです。
公判請求による結果、裁判官が有罪であると判断した場合には、禁固または懲役刑という判決が下ります。
例えば、制限速度よりも80km/h以上の速度超過等の場合で、検察官が「悪質な交通違反である」と判断した場合には、公判請求→通常裁判→判決という流れになりますので、罰金刑以上の処罰になる可能性が極めて高くなるのです。
ただし、公判請求された場合であっても、裁判官が「前科がない」「繰り返し同様の違反を犯す可能性が少ない」などと判断を下した場合には、懲役刑の前に執行猶予が付くことが大半ですので、公判請求=即実刑判決とはならないのでご安心ください。
実刑判決になる場合は、著しい違反を継続的に繰り返すなどの極めて悪質な運転手です。

公判請求の流れ

≪警察署≫

交通違反・交通事故の事実を現認した後に違反運転者を被疑者として検察庁へ送致

公判請求の流れ

≪検察庁≫

警察から送られてきた事実に対して、被疑者(当事者)へ事情聴取し、その内容によって被疑者を起訴するのかしない(起訴猶予)かを決定
起訴になった場合には裁判になり、起訴しなかった場合には起訴猶予になる

公判請求の流れ

≪裁判所≫

検察から提出された求刑内が記載された起訴状を元にして、被告人に対して弁論の場を開いた後に判決を下す

略式裁判制度

検事が刑事事件として簡易裁判所へ起訴状を提出することによって、それを受理した裁判所が起訴状の内容を確認して、被告人に対する弁論を聞いた上で司法判断により判決が下されるのですが、膨大な数である交通違反の1つ1つに対して、「起訴状を作成」→「裁判官がチェック」→「処罰の裁量を決定」の一連の処理をしていては事務処理上煩雑であることから、この一連の処理を簡易的に即日処理するための制度として「略式裁判」があります。
過去の前歴も少なく、交通違反の内容が比較的軽微なものであれば、交通違反者に対し略式裁判による審理の打診が検事から提示されます。
略式裁判による審議が了承すると、査定表を元にして違反内容に適合した罰金額を決定し処罰が下されることになります。
なお、略式裁判で下される判決は罰金刑のみとなります。


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